キャリアコンサルタントが教える転職活動に最適な時期

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2021年6月11日

キャリアコンサルタントが教える転職活動に最適な時期

キャリアカウンセリングにお越しになった方のなかには、転職を検討しておられる方もおられます。

新卒の就職活動といえば、ある程度スケジュールが定まっていますが、転職活動となるとなかなかそうもいきません。

まず考えるべきことは求人の推移です。採用活動は求人ありきです。求人が無ければ、転職活動も始まらないのです。

では、こちらをご覧ください。

有効求人倍率の推移

出典:年収ラボ

こちらは有効求人倍率の推移です。とても分かりやすくしてくださっています。
有効求人倍率とは、簡単に言うと、ハローワークに来た求人数を求職者数で割ったものになります。1倍を越すと求人数が多いということで、就活には追い風となるわけです。
現在は、コロナ禍のため状況が異なりますが例年大きな変化がないためこちらのデータに基づいて解説します。

まずは、平成28年1月から平成29年1月までの推移をご覧ください。4月5月に少し落ち込んだ後はほぼ右肩上がりですね。つまり、求人倍率が高くなっているということです。
また、平成28年1月と平成29年1月を比較してみましょう。平成29年1月の方が求人倍率が高いですね。つまり、年を追って求人倍率が高まっていることが理解できます。

となると、人が考えがちなのは、「あ、就職しやすいんじゃない?」ということです。

しかし、どうでしょう?

求人が増えずに、求職者が減ったら求人倍率は高くなります。求人が増えず、求職者も増えなかったら倍率に変化はありません。
つまり、求人倍率が高いからといって、必ずしも求人を出す企業が増えているというわけではないのです。
それを確認するには、新規求人数と新規求職者数の推移を見ていく必要があります。
それはハローワークのレポートに記載されています。

ただ、業種別ではその求人倍率も様々です。「一般的に求人が増えているから安心ね」とはならないのです。
実際に、人気の業種ではマイナスになっているところもあります。
加えて、実質倍率という、受験者を合格者数で割った倍率は当然低くなります。

さて、話がどんどん膨れ上がっていきますので、そろそろ本題に戻しましょう。

転職活動に適した時期があるのかということですが、無くはないです。
例えば、年度末が過ぎたころ、盆や年末年始、GWなどの休みの多い日は出勤日数が減るため通常業務で手一杯になることもあり、採用を自粛される業種もあります。それを除いた頃が理想と言えます。

また、採用試験の期間は約1ヶ月間を目安に行われますし、応募までの準備もそれなりにかかります。理想の就職タイミングというものから逆算し活動をスタートさせる必要があります。

例えば、今は6月です。直近の長期休暇は8月のお盆休みと考えると、今からキャリアの棚卸を含む自己分析を始め、応募書類を用意し、7月には応募するというスケジュールが理想でしょう。あるいは、8月までに準備を整え、お盆明けから応募していくというスケジュールも組めます。

コロナが収束する時期が見えない状況で求人動向が読みにくくなっています。
そんな時はめぼしい求人があればすぐに動くか、そうでなければ収束後まで待つかのどちらかに大きくかじを取ることが重要です。

転職するかどうかというところで悩んでいる方もおられることでしょう。
本当に転職すべきかを冷静に考えるためにも一度キャリアカウンセリングを受けてみられてはいかがでしょうか。

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