有料キャリアカウンセリングの場所と特徴

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2017年7月30日

有料キャリアカウンセリングの場所と特徴

こんにちは。キャリアカウンセラーの三島です。

お盆が明けてから駆け込みのキャリアカウンセリングがかなり増えてきました。

そのおかげで、少々夏バテ気味ですが、こういう時ほど元気よくいきましょう。

さて、今回は「有料でキャリアカウンセリングを受ける際の場所と特徴」についてお話していきます。

はじめに、有料キャリアカウンセリングの一番の特徴は2つあると考えます。
1.利害関係がない
無料のキャリアカウンセリングでも、公的機関などは利害関係がない場合もありますが、数値責任が発生すると状況は異なります。
2.価値あるものを提供する気持ちの差
これは人によるといえばそれまでですが、基本的に多くのキャリアカウンセラーはどこかに所属しているか、雇われている場合が多く、その場にいる時間やカウンセリングした件数に対して報酬が発生します。私のクライアントでも過去にそのような方に相談した時に、話を聞いてもらうというよりは押し付けが多かったという声をよく耳にします。雇用関係や契約上の関係が存在すると、ついプロフェショナルな気持ちが薄れ、自分本位に進めてしまう傾向になってしまうのでしょうか。かくいう私も、知り合いから転職や仕事の悩み相談に乗ることがあり、当然報酬は発生しませんから100%の気持ちで向き合えないこともあります。一方、有料で行うようになり、自身の気持ちや取り組み方に大きな変化があったことも事実です。

それを踏まえて、有料のキャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング)を受けようとした場合、場所をいくつかお伝えしていきます。

<場所>
・特定非営利活動法人(NPO)
・民間企業(教育研修サービスを提供している企業)
・士業(社会保険労務士や中小企業診断士が中心)であり、キャリアコンサルタント(標準レベルのキャリア・コンサルタント)資格を有する方や事業所
・キャリアコンサルタント(標準レベルのキャリア・コンサルタント)資格を有する個人事業主 など

それぞれの特徴を記載いたします。
人づてで聞いた聞いた話から個人的な主観なども入っておりますので、あくまでも参考までに。

1.特定非営利活動法人(NPO)で受ける
 →こちらは、キャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング)が受けられるNPO法人となり、サイトで検索するといくつか出てきます。そして、もちろんのことですが、その全てで有資格者であるキャリアコンサルタントの面談が受けられます、金額は団体によって異なりますので、各法人ごとにお調べください。私が知る限りでは1時間あたり、1,000円(条件付き)から5,000円もあれば、もっと高いところもあります。相談相手は有資格者のプロではありますが資格保有歴はそれぞれで、実戦経験がどの程度あるかは定かではありません。

2.民間企業(教育研修サービスを提供している企業)で受ける
 →こちらは個人のキャリアを支援する企業や、従業員のキャリアや教育をサポートする企業で行われていることが多く、人材紹介や派遣のようにクライアントは企業ではなく相談者自身となりますからプロのキャリアコンサルタントが相談に乗ります。それを生業としているわけですから、質としては高いと思われますが、そのようなサービスを提供している企業は非常に少なく、探すこと自体が難しいかもしれません。

3.士業(社会保険労務士や中小企業診断士が中心)であり、キャリアコンサルタント(標準レベルのキャリア・コンサルタント)資格を有する方や事業所で受ける
 →ここ数年、士業の方で特に人にフォーカスした仕事をされる方のなかには、法律的側面だけでなく、より専門的に支援できるよう、キャリアコンサルタント資格を取られる方も増えています。また、 一部の士業では有資格者が大幅に増えたことにより、食べていくに困る士業の方が増え、結果として幅を広げるべくキャリアコンサルタント資格を取られる方もおられます。
昔のように、手に職があれば誰でも食べていける時代ではないということでしょう。中身はというと、4.に出てくるフリーランスのキャリアコンサルタントと違いはなく、絶対的な経験値の差で満足度も大きく変わるようです。また、過去に士業の方に相談をされた方からの話でとても印象的だった内容としては、労働時間に不満を感じていたため転職するかどうかの相談をしたところ、まさに法的側面からの助言を受け、労働基準監督署に行くべきと言われたり、辞めるなら2週間前までに伝えれば法律的には大丈夫と言われたケースがあったようです。私個人の意見としては、何も間違ってはいませんが、労働時間に不満を持つということは仕事内容に満足していないということも考えられるため、仮に労働時間の問題が解決したからと言って、自分らしく働けるわけでもなく、むしろ社内で犯人捜しが行われ居づらくなる方もおられると思うため、その支援のアプローチ自体、どうなのかなと思うこともあります。料金については、いくつかサンプルを抽出し調べたところ、時間当たり7,000円程度でした。格差があるため、ご自身でも調べてみましょう。

4.キャリアコンサルタント(標準レベルのキャリア・コンサルタント)資格を有する個人事業主に相談する
 →有料のキャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング) を受ける場合、最も事例として多いのは キャリアコンサルタント(標準レベルのキャリア・コンサルタント)資格を有する個人事業主に相談することでしょう。2.でお伝えしたように、企業でも有料のキャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング) をしているところはありますが圧倒的に数が少ないのが現実です。その理由の一つには、キャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング) 自体が保険適用ではないため、個人負担がかかるということと、まだまだキャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング) 自体の認知が低く、サービスとして提供しても需要が見込めないという見解をする企業が多いからだと推測します。
有資格者の個人事業主には講師業をしながらサービスの一部でキャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング)を行う方も多く、サイト検索するとかなりの数が出てきます。
質自体はというと、それ自体を半分生業としているわけですから、極端に悪いものはないと思われます。悪ければ継続利用される方がおられず、開店休業中となりますからね。

<まとめ>
有料のキャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング)のメリットは、無料のもの(一部を除き)とは比較にならないほど、目的に即した内容になると思います。なぜならば、お客様はあなただからです。
また、人や予算で選べるところも魅力の一つではないでしょうか。どんな経験を持った人が相談に乗ってくれるのか、あるいは、同性が良い(異性が良い)などのご希望もあるかと思います。また、会社を辞めて転職活動をする方は、出ていくお金を極力抑えたいでしょう。

デメリットは、結局のところキャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング)を受けてみなければ相性や価値は測れないというところでしょうか。

もし私がみなさんの立場なら、 有料のものをどのように判断するのか。
その答えを出すには2つの視点で見るでしょう。
1.その方の思いや考えに共感ができること
ここに差があれば、誘導される可能性があるからです。たとえば、私は私らしく働ける場所を探したい。キャリアコンサルタントは内定を売りにし、テクニック重視である。こうなると、満足度は高まらないでしょう。

2.圧倒的な経験がある方
「多くを見てきた≒満足度が高く、リピートが多い」ということが推測されるからです。リピートがある方は、主観や決めつけなどのフィルターやバイアスがかかっていない。つまり、その人個人をしっかりと見る力があるということだと思うからです。

かなり主観が入っていますが、よろしければ参考にしていただければと思います。